第71回文化財防火デー 消防訓練開催
【概要】
1月26日は、法隆寺金堂壁画が焼損した日(昭和24年)として、「文化財防火デー」と定められており、文化財を火災、震災その他の災害から守るため、全国的に「文化財防火運動」を展開しています。
また、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図ります。(主唱:文化庁・消防庁)
本市としても、市民の命と文化財を守るため、消防訓練を実施します。
【内容】
・事 業 名 第71回文化財防火デー
・内 容 消防訓練(火災を想定した消防車による一斉放水)
・期 日 令和7年1月24日(金) 午前9時30分から
・場 所 直方谷尾美術館(直方市殿町10-35)
【直方谷尾美術館 概要】
直方市美術館(直方谷尾美術館)は、平成25年7月19日に登録された建物になります。大正2年以降に奥野太一氏により開業された医院建築で、平成2年まで医院として使用されていました。平成4年に谷尾欣也氏が購入し、改装して谷尾美術館を開館させ、平成12年、谷尾欣也氏の死去に伴い直方市に寄贈されました。
本館は洋館と和館に分かれており、洋館は、西洋古典様式とモダニズムを融合した外観を持ち、裏手の突出部は、1階と2階で異なった直径をとった半円形の特徴的なデザインになっています。和館は、対照的に落ち着いた佇まいの住宅です。敷地東奥には平屋建ての茶室(鉄牛庵)が見られ、数寄屋風の意匠が随所に施されています。特に両建物が並ぶ景観は壮観で、大正モダニズム風の外観を呈している一方、昭和初期らしい建築も残る建物になっています。
《お問い合わせ先》
直方市教育委員会 文化・スポーツ推進課社会教育係(直方市中央公民館)担当:田村、安田
TEL:0949-25-2326(平日 午前8時30分~午後5時)