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直方市、オンデマンド交通始めます。

こんにちは。直方市です。

直方市では伊藤忠テクノソリューションズ株式会社と連携し、地域の社会的課題を解決するため、AI(人工知能)を活用した予約制の乗合タクシーの実証実験をスタートします。

実証実験エリアは、上頓野、畑・永満寺の2エリア。
どちらもバス路線が少ない交通空白地域と言われる地域です。
買い物に出るにも、病院へ行くにも自家用車がないと少し不便な地域。
そこで既存の路線バス、コミュニティバスへ乗り継ぎができるサービスをMaaS(Mobility as a Service)を使って始めます。

MaaSとは、鉄道や路線バスなどの交通手段の情報をまとめて、アプリや電話から検索、予約を行うサービスのことです。

利用者はエリア内で乗降場所を自由に設定し、予約が入るとAIが複数利用者を輸送するのに効率的な運行ルートを判断して、乗合のタクシーを運行します。
利便性を考慮して、上頓野エリアではイオンモール直方を出発地、目的地にも出来ます。
畑・永満寺エリアでは、道目木バス停付近、頓野郵便局前付近を出発地・目的地にすることもでき、既存バス路線への乗り継ぎにつなげます。

運行エリア図

「市内全域じゃなくてエリア内しか乗れないの?」
「それって劇的に便利になったわけじゃないよね」
なんて声が聞こえてきそうですが、鉄道や路線バスの経営が厳しい状況の中、既存バス路線との共存を目指し、将来にわたって持続可能な公共交通体系の解決の糸口を見つけたいのです。

実際に地域地域のみなさんに受け入れてもらえるのかどうか。
地域公共交通の活性化につながるのかどうか。
この実証実験で見極め、同様の課題を持つ地域の解決にもつながれば、と思っています。

実施期間は5月9日(月)から8月5日(金)。
予約はアプリまたは電話から行い、乗車料金は一人300円。
詳しくは、下記のページをご覧ください。


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